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2007年10月

丹波山村議会で意見書可決

丹波山村議会で、後期高齢者医療制度の改善を求める陳情が可決されました。

そして、別建ての診療報酬によって後期高齢者の医療を制限しないことや、医療費に対する後期高齢者が負担する保険料の割合を引き上げないこと、70~74歳の医療費窓口負担を2割に引き上げないことなどを求める議長名の意見書が、衆参両院議長や内閣総理大臣などに送られました。

山梨県社保協が9月議会に向けて行った請願や陳情が採択されたのは、昭和町、南部町に続いて3町村目です。

後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める流れをもっと広げたいですね。

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後期高齢者医療制度シンポジウムを開きました

Dsc_0023_3 10月19日に甲府市の県民文化ホール会議室で「後期高齢者医療制度シンポジウム」を開きました。県社保協は実行委員会の事務局を務めました。パネリスト、コーディネーターのみなさん、雨の中お越しくださったみなさん、実行委員会のみなさん、お疲れ様でした。また、後援してくださった諸団体のみなさん、激励のメッセージをお寄せくださったみなさん、ありがとうございました。シンポジウムのようすは何らかの形で記録に残したいと考えています。

 以下、中央社保協のHPに投稿した記事をご紹介します。

山梨県甲府市で10月19日、「後期高齢者医療制度シンポジウム」が開かれました。会場には医療・介護関係者や県後期高齢者医療広域連合の議員、地方議員など196人が詰め掛け、会場がいっぱいになりました。

主催した同シンポジウム県実行委員会は、県保険医協会、山梨県労、山梨民医連、県社保協の代表が呼びかけてつくられました。

実行委員会には、新婦人、県高齢期運動連絡会、年金者組合、国民救援会、生健会などのメンバーが参加しました。

後援団体には、県医師会、県歯科医師会、県老人クラブ連合会、県社会福祉協議会、朝日新聞社甲府総局、読売新聞甲府支局、毎日新聞甲府支局、テレビ山梨、山梨日日新聞社、山梨放送、NHK甲府放送局の11団体が名を連ねました。

さらに、与野党の国会議員から祝電などのメッセージが届きました。

開会あいさつで黒澤駿光実行委員長は「75歳以上のお年寄りを集めて新しい保険をつくって、みんなから保険料を取るけれど、立派な医療をしてくれるわけではありません。シンポへの反響の大きさからも、事の重大性が分かると思います」とのべました。

パネリストとして、県後期高齢者医療広域連合の望月辰也事務局次長、石和共立病院の高木績副院長、県医療社会事業協会会長でソーシャルワーカーの花輪祐司氏、笛吹市国保・介護をよくする会事務局の生松みち子氏が発言しました。コーディネーターを、元・立命館大学客員教授で日本高齢者運動連絡会顧問の篠崎次男氏が務めました。

 望月氏は同制度の概要を語り、同制度についての8ページ程度のパンフレットを新たに全戸配布すると話しました。

 高木氏は、診療報酬への包括制導入が検討されていることについて、「上限額を超えて治療をすれば病院は損をする。高齢者の医療が制限され、病院からの追い出しが加速します」と指摘しました。また、「医療費の実績に基づいて保険料を設定するため、平均寿命が長い広域連合ほど、保険料が高くなる。『75歳を超えたらみんなのために早く死んでくれ』という制度です」と批判しました。

 花輪氏は、昨年7月から導入された医療区分制度による退院勧告や、患者負担増、療養病床の削減により、「医療難民」「介護難民」「療養病床が消える」という現象が実際に起こっていると報告しました。

 生松氏は、国保税の滞納者が保険証を取り上げられた事例を紹介。保険証取り上げを75歳以上にも拡大する同制度について「私たちが求めた制度ではなく、社会保障を削るための制度です。白紙に戻してほしい」と強調しました。

 会場からは「山梨県では保険料はいくらになるのか」「65歳以上の障害者も強制加入させられるのか」「保険料や窓口負担について独自の減額・免除を予定しているのか」などの質問が出されました。

篠崎氏はまとめの発言で「県内で5000人が特別養護老人ホーム入所を待っているのに、入院制限や診療報酬の見直しが進められているむごさなど、問題点を具体的に明らかにする積み重ねの中で、後期高齢者医療制度を中止させることが可能になると思います。自治体ぐるみ、地域・職場での取り組みを広げましょう」と、呼びかけました。

参加者からは「90才になる認知症の姑は(後期高齢者医療制度のことを)知りません。家族が負担しなければならないことを国はわかっているのか。本当に長生きして良かったと思える国にしたい」「私の周辺には『凍結でホッとした』と言っている人がいる。事の本質をきちんと理解し、“犠牲者”を出さない対応を考えていかなければ」「社会保障と公共事業に使う税金の逆立ち現象をもっと多くの人に知らせて、怒りを力に運動をもっと大きく、もっと広範囲に推進していかなければならないと強く思い知らされました」などの感想が寄せられました。

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